これまでのジオツアー(催行済)


☆ 萩焼作家さんに会いに行こう

  「〇〇さんに会いに行こう」企画の第一弾として令和元年6月に催行しました。  

 毛利家の菩提寺「東光寺」から{石州街道」を歩き、旧街道を20分ほど歩くと坂窯に到着します。 道中は名物の松本柿の古木や香取素彦旧宅などもある山里の風情です。

 坂窯は朝鮮から来た、陶工が始めた萩で一番古い窯元です。 唐人山(朝鮮から
来た陶工のいる山として、唐人山と名づけられています。)のふもとに古い屋敷や工房登り窯などがあります。

 お屋敷の座敷で抹茶をいただきながら、期当主から坂高麗左衛門の歴史や萩焼のあれこれのお話をお聞きし、初代か12世までの400年にわたる作品を鑑賞しました。

 登り窯では実際に窯の中を見たり、触れたりしました。 また、ガイドからは実際の陶土を見ながら、陶土の成り立ちの説明がありました。
  
 同じ道を参加者はお互いに感想をワイワイしゃべりながら東光寺前まで帰ってきました。 2時間の知的好奇心を満たすツアーでした。
☆ 平山台の果樹園農家さんに会いに行こう

「〇〇さんに会いに行こう」企画の第二弾として令和元年10月に催行しました。

  実りの秋、参加者は平山台の中にある大きい駐車場に集まり、りんご・なしなどの
果樹園を見ながら農家さんのぶどう園まで歩いていきました。

 ぶどう棚の下で、平山台の話やぶどう作りの苦労はなしに耳をかたむけ、その後、シャインマスカットをはじめいろいろなぶどうの試食をしました。  女性のマニュキュアをした指のような「マニュキュアフィンガー」という初めて見るぶどうもあり、びっっくりです。

 平山台は50近くある阿武火山群の一つです。 山頂が平たい溶岩台地です。
下からは普通の山にしか見えないのですが、上に上がると、りんご、なし、ぶどうなどの
果樹園が広がっています。 萩市では「小川の桃」で有名です。

  平らで、日当たりの良い場所なのですが、水がありません。 昔は天水を使って苦労されておられたようですが、今は深い井戸が掘られて水の問題は解決されました。 昔は野菜や葉タバコの栽培をされておられましたが、今や果樹栽培にたどりつき、萩市の果物天国になりました。 桃から始まってぶどう、ナシ最後はりんごまでと1年中果物が楽しめる場所です。

☆ オンラインジオツアー「親子で遊ぼう!萩ジオパーク・小さな火山探検隊」

「オンラインジツアー企画企画の第一弾として令和2年8月に催行しました。

  コロナ禍の中、通常の「ジオツアー」の開催もままならず、「ジオパーク推進協議会」の手取り足取りの指導のもと、不慣れなネッワーク機器と格闘しながら何とか実施にこぎつけました。

 当日は、阿武火山群の一つ「笠山」山頂からの日本海に浮かぶ平らな島々の景色また、海岸では、溶岩の流れた跡の観察。 溶岩を石材として利用した人々の営みを体感していただきました。
 
 8月の酷暑の中、汗だくにないながら、参加者の皆様と一緒に笠山探検が出来、ありがとうございました。 また次回のご参加お待ちしております。

 地球目線の町あるき「毛利藩主と知恵くらべ」(オンラインジオツアー)

  毛利の殿さまからの指令を解き明かし、 萩城下町がどのように出来たか秘密を解き明かしました。。

 萩の城下町は400年前、湿地と砂丘に覆われた三角州を上手にいかし町が作られました 少し高くなった砂丘部分に近くの火山(笠山)の溶岩を切り出し土台とし、そこに屋敷を建てました。 低い湿地部分は遊水地やハス田として利用しました。

 築城から400年たった今でも、毛利藩主の知恵のおかげで、萩市民は大きな災害もなく暮らしています。

 ぜひ、萩に来て、お殿様の知恵を体感してみてください。

☆ ちいさな火山たんけんたい

  笠山は萩市菊が浜から見ると熔岩台地の上に丸いスコリア丘がある約1万年前に噴火した阿武火山群で一番新しい火山です。 市女笠おように見えることから「笠山」
と名前がついた小さな山です。

  写真は「熔岩堤防」です。 日本海に溶岩が流れ出した痕跡です。 幅は5mぐらいで、先に固まった溶岩は2m近くの高さになります。 真ん中の部分は海に向かって溶岩が流れた痕跡がはっきりと見ることができます。

 今回はオンラインでガイドがご案内いたしましたが、ぜひ一度訪れていただきたいと思います。 美しい日本海と沖合に浮かぶ平らな島々(単成火山)をお楽しみください。

 また、海の中にも火山の痕跡があり、たくさんの魚が住み着いています。 これらの新鮮な魚料理もおすすめです。

☆ 萩の海中溶岩さんぽ

 萩の笠山は阿武火山群でも一番新しい火山です。 流れ出した溶岩は海の中にも広がっています。 海の中の溶岩の上には海草が茂り、サザエやウニの絶好の住処になっています。 笠山のふもとには漁師町が広がり、溶岩で出来た好漁場で漁をし、生活をしています。  萩の市民もここでとれる新鮮な魚貝類を楽しみにしています。

☆ 絶景誕生ミステリー 須佐ホルンフェルス編

  荒々しい冬の日本海の傍にたつシマシマ模様の絶壁。 ガイドが荒波のしぶきをかぶりながら現地からシマシマ模様(砂岩、泥岩互層)の成因についてオンラインでお伝えしました。
 海の底に溜まった砂と泥で出来た岩石が地中深くで出来たマグマの上昇により海面から姿を現しました。 岩石はマグマの熱で少し変性しホルンフェルス化していると言われています。
  大地とマグマが造りだした、自然の絶景です。

☆オンラインジオツアー 小さな火山 笠山ジオアドベンチャー


味噌汁や酢の物にする「わかめ}萩では江戸時代から
萩ならでの食べかたをしていました。 笠山周辺の海では2月から新ワカメの収穫がはじまります。 
今回のツアーでは火山とワカメの関係をさぐり、萩ならでの{ワカメ」の食べ方の紹介をしました。

☆萩ジオパークガイドと歩く萩城下町オンライン散策ツアー(選べるおみやげ付き)



萩城下町をジオガイドと散策、途中「おみやげ屋さんで萩焼きや夏ミカン丸漬けを購入(後日参加者に発送)、ゲームをしながら萩城下町が三角州内のわずかな高低差を利用しt作られたかを観察しました。(写真は木戸孝允旧宅前からの「江戸屋横町」)
☆萩城下町を支えた小さな火山?「笠山」オンライン探検ツアー(お土産付きプランあり)

催日時:5月29日(土) 10:00〜11:30

集合:お家のPCやスマートホン前

概要:小さな火山「笠山」の溶岩を観察し、なぜ「サザエ」などの
    魚貝類が方名なのかを考えよう



☆ 絶景誕生ミステリー!シマシマ模様の奇岩・須佐ホルンフェルスの秘密

催日時:月226日(土) 10:00〜11:00

集合:お家のPCやスマートホン前

概要:ガイドと一緒にシマシマ模様の秘密をさぐろう。


☆萩ジオパークガイドと歩く萩城下町オンライン散策ツアー(選べるおみやげ付き)



日時:令和3年7月31日(土)

概要:ジオパークガイドと世界遺産「萩城下町」を散策し、なぜこの場所に城下町ができたのかをジオ目線で秘密を探る。